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プログラミング教室ツクリウムでは空きスケジュールがある時にCSR活動(企業の社会的責任)の一環として非営利活動も行っています。それは小学生(高学年)、中学生、高校生を対象に無料または格安の講座を毎月開催するものです。簡単にコンセプトを説明すれば、プログラミング教育版「こども食堂」と呼べるものです(もちろんこれはたとえです。提供するのは食事ではなく、あくまで「学び」です)。


この講座が目指す目標1(SDGs)
1.貧困をなくそう
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
この講座が目指す目標2(SDGs)
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう

基本的には毎月第5週の開室日があるときに開講しています。
詳しくは以下の通りとなります。

背景と趣旨(環境やバイアスによって遠ざけられていても、努力し、誠実に学ぶ生徒にはその機会を提供したい)

昨今、ChatGPTなどAIの発展によりITリテラシーやプログラミングスキルは読み書きそろばんレベル」で習得すべきものになりつつあります。そして、実際の教育現場でも2020年度からはプログラミング教育が小学校で必修化されました。また2025年度には大学入試共通テストの科目として情報Ⅰが導入される予定です。一言で言えば、ほぼ必修化と言える状況です。

その一方で経済や社会環境の変化で学びたいと思っても学ぶことができない生徒が増えています。

またジェンダーバイアスによる機会の喪失も少なくありません。ありていに言えば生徒本人ではなくその保護者が「女子はプログラミング教育は無理にしなくてもよい」と考え、それが女子生徒本人の考え方や行動に影響しているパターンです。そしてGIGAスクール端末などが個人に配布されるようになっても、それらを有効に使いこなすための機会や導き手がいないために教育機会の格差がますます拡大しているように感じています。

このように現状、本人の意思とは関わらないところでIT教育から疎外される要因は少なくありません。
しかし、努力し、学ぶことを好む生徒であれば、その機会をできるかぎり提供すべきではないかと考え、無料講座を毎月不定期で開催しています。

開講講座

現在開講中のものはPython講座と日本語プログラミング講座です。

一連の講座は1日限りで行い完結する「体験」を目的とするものではなく、通い続けることで「実際にプログラミングができるようになること」を目指す本格講座です。

そのため参加は1年以上の参加を想定しています。
一方で月1回ほどの開催ですので、自ら主体的に学び、指定した課題をコツコツ取り組み、最後までやりきる意思が大切になります。

またリソースに限りがございますので真剣に学ぶ意思がない方の参加はご遠慮願います(講座参加に際には、保護者主導でなく生徒自らが主体的に学びたいという意思表示の確認をいたします)。

Pythonの例(Google Colaboratory)

Python講座

Pythonの基本文法を学び、高校教科「情報Ⅰ」で学ぶ基礎的なアルゴリズム習得し、日本情報オリンピックにも挑戦できる基礎固めを目指します。

小学校5年生~高校生が対象。
偶数月に開催中。

日本語プログラミング言語「なでしこ」の例

日本語プログラミング講座

日本語プログラミング「なでしこ」を用い、高校教科「情報Ⅰ」で学ぶ基礎的なアルゴリズム習得し、日本情報オリンピックにも挑戦できる基礎固めを目指します。

小学校5年生~高校生が対象。
奇数月に開催中。

code.org利用例

コード・オーグ(Code.org)完走講座

無料のプログラミング教材「コード・オーグ」の課題を積み上げるプログラミング入門講座です。

この教材は一般的な小学生が求められるプログラミング教育をほぼカバーできる優れたもので、しかも無料です。ただ無料ゆえに受け手が過小評価をしてしまい独力では最初から最後までやりきる人がほとんどいないという課題もあります。そこでスタッフが教室で伴走することで完走を目指します。

これにより順次処理、ループ処理、分岐処理の初歩をバランスよく学び、Pythonなどのテキスト言語へのステップとします。

小学校4年生~中学1年生くらいまでが対象です。
(本人が希望すればそれ以上の年齢でも可、また参加者はGoogleのアカウントを取得し、インターネットに接続できる画面サイズ10インチ以上のタブレットまたはノートPCをご持参ください。)

※現在、開講準備中。
この講座については非営利ですが一定の月謝をいただく予定です。その理由についてはこちら(教育資本緑地化構想)をご確認ください。

デザイン・グラフィック・ショート動画・画像生成AI入門

Adobe Expressは、写真編集、ショート動画、チラシ、ポスターなど各種デザインを簡単に作れるオールインワンのアプリです。このアプリはスマートフォンやパソコンで使え、SNSの投稿やポスター、動画など、様々な作品を作ることができます。

そしてFireflyはAdobeの画像生成AIでイラスト、写真などを文章から自動的に作ることができるAIです。

講座ではこれらのツール操作の基礎を学び、様々な画像やグラフィックを制作できるようになることを目指します。

なお講座参加にはAdobe Expressのサブスクリプション(月1,200円ほどが必要になります。またそれを使用できるパソコン、タブレット、スマートフォンをあらかじめご用意願います。)

※現在、開講準備中。
この講座については非営利ですが一定の月謝をいただく予定です。その理由についてはこちら(教育資本緑地化構想)をご確認ください。

開催日と授業時間

毎月第5週の開室日
(1週間前までに予約が必要です。振替授業はできません。参加に際して実費手数料として500円がかかります。

受講方式 通学、またはオンライン(Zoomを使用)

時間 1回60分

開講候補日

2024年

 8/28(水)~8/31(土)
 9/29(日)
 10/30(水)~10/31(木)
 11/27(水)~11/30(土)
 12/29(日)

2025年

 未定(毎月第5週の開室日)

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