【教育版マインクラフト】4-10 うずまき状にブロックを置く

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さて今回は渦巻き状にブロックを置くプログラムについて解説します。渦巻き状にブロックを置くには変数をうまく使う必要がありますが今回は四角形をベースに渦巻き状にブロックを置いていきます。具体的には四角形の四辺のうち2辺を同じ長さで描き、その後、辺を描く長さを変えることを繰り返すことで渦巻き状にブロックを置くことができます。このレベルになると高校教科「情報Ⅰ」のレベルに近いものになります。変数が変わるたびに辺の長さが変わっていくところを紙などに書いて追ってみるのもよいかと思います。

以下に各ブロックの役割を解説します。

動作の概要

  1. チャットコマンド「guru」を入力すると実行
    「guru」というコマンドがチャットで入力されたときに、指定した動作が実行されます。num1は入力時に設定する引数です。
  2. エージェントを自分の位置に移動
    エージェントがプレイヤーの位置にテレポートされます。
  3. 現在の位置から範囲内にテレポート
    プレーヤーの近くだとぶつかってしまうのを避けるためエージェントを特定の範囲にテレポートさせます(値は自由に調整しましょう。)。
  4. エージェントを上に1ブロック移動
    エージェントを上方向に1ブロック移動させます。これはブロックをエージェントの下に置いていくためです。
  5. 変数「count」を1に初期化
    countという変数を1に設定し、この後の繰り返しで使用します。
  6. 外部ループ
    ここから繰り返し構文が始まり、num1で指定した回数を繰り返します。
  7. 内部ループ(2回)
    さらに2回繰り返すループが続きます。これは四角形の2辺を描く部分です。
  8. 直線部分の繰り返し(count × 2回)
    countの値を2倍した回数だけ繰り返すループです。これにより、countが増加するごとに辺の長さ(エージェントが進む長さ)も増えていきます。結果として2、4、6、8・・・と辺の長さが増えていきます。
  9. エージェントにブロックを置かせる
    エージェントが下方向にブロックを置いきます。
  10. エージェントを前方向に1ブロック移動
    エージェントが前方に1ブロック移動します。
  11. 1辺分の移動が終わったらエージェントの向きを右に変える
    エージェントの向きを右方向に変更します。
  12. 変数「count」を1増加
    countの値を1だけ増やします。この増加により、次のループでの進む回数が増え、結果としてうずまき状にブロックが置かれていきます。

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