【教育版マインクラフト】2-9 乱数を使ってみよう

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乱数はサイコロを振るようにゲーム性のある動きを作る時にしばしば使われます。今回は落ちてくるブロックの一つ「足場」を使いランダムな場所から落ちてくるプログラムを作りました。(※落とすブロックは砂や足場などいくつかあるが足場以外はなぜか落下時に一つズレるので注意しましょう。)

マインクラフト(MakeCode)で乱数を使い、任意の範囲でブロックを置いて行くプログラムの例。

このコードは「stone-rain」というチャットコマンドが入力されると、プレイヤーの周りに30回ランダムに石ブロックを上から降らせるというものです。各ブロックは少し間隔をおいて設置されるため、石が徐々に降ってくるようなエフェクトが再現されます。

「stone-rain」というチャットコマンドを入力すると、次の動作が実行されます。

  1. 位置変数の設定:
    • 変数positionにプレイヤーの現在位置が設定されます。
    • プレイヤーの位置からX(東西)、Y(高さ)、Z(南北)の座標が取得され、それぞれxyzという変数に格納されます。
  2. ループ:
    • この後のブロックが30回繰り返されます。
  3. 一時停止:
    • 各ループの間に100ミリ秒の一時停止があります。
  4. ランダムなオフセット:
    • 変数乱数に-5から5までのランダムな数字が代入されます。
  5. ブロックを設置:
    • プレイヤーの現在位置からXとZ座標をランダムにずらし、Y座標を10ブロック上げた位置にブロックを設置します。ブロックは石(stone)のようです。
    • これにより、プレイヤーの周りにランダムに石が降ってくるような動作になります。

プログラムの結果の例

なお、ポジションのグループからもランダムで座標指定できるブロックがあるのでこれを使うのもよいでしょう。

ランダムで座標していできる命令ブロック

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