【EV3 Classroom入門】2-5 車体の制御 移動スピードを設定する

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みなさん、こんにちは。さいたま市にあるプログラミング教室「ツクリウム」です。

こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回は車型ロボットの動かし方について、その3です。

2-5
移動スピードを(X)%にする。

【EV3 Classroom入門】2-5 移動スピードを設定する命令ブロック

解説:移動スピードを指定します。範囲は-100%~100%です。初期値は50%ですのでそれを変えたいときに変えます。EV3の実際の動きは誤差がつきものです。ターン時に床の摩擦や作るロボットによって思ったように動かないときはスピードを落とすのがコツの一つです。
例:プログラムがスタートすると、まっすぐ前に1回転進み(この時のスピードは初期値の50%)、移動スピードを100%に変え、後方に1回転分バックして、プログラムを終了します。

【EV3 Classroom入門】2-5 移動スピードを設定する プログラミングの例

2-6
移動に使うモーターを(X)と(Y)に指定する。

【EV3 Classroom入門】2-6 使用するモーターのポートを指定する命令ブロック

解説:使うモーターのポートを指定します。ブロックの左側が左のモーター、ブロックの右側が右のモーターを指定しています。初期値が右がC、左がBですが、この命令を指定すれば任意のポートに指定しなおすことができます。
例:省略



2-7
移動モータを停止時に(位置を維持つまりブレーキ/惰性)にする。

【EV3 Classroom入門】2-7 車ロボットの停止方法(惰性・ブレーキ)を指定する命令ブロック

解説:モーター停止時にブレーキをかけるか惰性で停止するかを指定します。通常はブレーキ指定のほうがピタリと車体を止めることができます。
 ただ直進、回転ともにブレーキ指定を行うと元々の内部の処理の影響か左右のモーターで差が生まれ、誤作動が起こる場合があります。その場合にはスピードは押さえつつも、あえて惰性で停止するように指定するとよいでしょう。

例:プログラムがスタートすると、移動スピードを100に変更し、停止方法を惰性にし、前に1回転進み、プログラムを終了します。

【EV3 Classroom入門】2-7 車ロボットの停止方法(惰性・ブレーキ)を指定するプログラミングの例

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