【教育版マインクラフト】2-1 エージェントを四角く移動させる

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2章からはループ処理を中心にとりあげます。
今回はエージェントを四角に移動させてみたいと思います。ループ処理はプログラミングの基本のひとつですが、マインクラフトでプログラミングを学ぶ人は一つ注意してほしいことがあります。

それは「プログラムの基礎を学ぶため」という目的と、「早く効率的に作る」とうい目的を使い分けてほしい、ということです。

実は教育版マインクラフトには便利な命令ブロックが多くあります。実際、制作などに重きを置いた場合はここで紹介する方法は非効率的と思えるかもしれません。しかし、「学び」という目的においては違います。なぜなら、それらの用意された便利な命令はマインクラフトのみでしか使えないものだからです。

もちろん、プログラミングは一定の目的のための手段です。
「早く効率的に作る」という目的のほうが重要な時は、それに適したやり方を選ぶべきです。

しかし、単にマイクラを便利に使える機能を覚えればよい、という考え方は危険が伴います。なぜなら、マインクラフトでしか使えない方法は10年後、20年後にはあまり役に立たないものとなっているためです。しかし、基本に沿った原理的な方法を学べば、それはあなたの血となり肉となり、応用ができるものとなります。

ですから、あくまでもマイクラを通して「プログラミングの基礎」を学んでいる、という意識は忘れないようにしましょう。そうでなければ、マイクラという狭い世界だけでしか通じないスキルを自慢してしまう「井の中の蛙」になってしまいますので注意しましょう。

ループ処理でエージェントを四角に移動させる

この例では5マス進んで曲がることを4回繰り返しています。これを応用すれば立方体や直方体型の家が作れるようになりますよ。

時間を早く進める処理

時間の処理を早くします。

この例ではチャットコマンドの中では無限ループのブロックは使えませんので、変数num1を1と設定し、無限ループの処理にしています。

1列に穴を掘る処理

1列に穴を掘っていきます。

一つ一つはかんたんな処理でもそれを組み合わせることが大切です。

1列に穴を掘る例

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また当教室のマインクラフトコースはよくあるような既存の学びに対するカウンターカルチャーや逃避の場を志向するものではなく、教育版マインクラフトの特徴を活かしつつ高校の情報Ⅰや大学入試などメインストリームのしっかりとした学びにつながるものを志向するものです。決してその場その場をゲームで浪費する場ではないということを理解したうえで体験会にご参加ください。

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