【EV3 Classroom入門】8-12 文字に関する処理
みなさん、こんにちは。さいたま市のプログラミング教室「ツクリウム」です。
こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムやスクラッチにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回のプログラムは文字の結合や、文字の長さの取得など文字列に関するブロックの解説です。
8-12 文字とつなげる=(文字列A)+(文字列B)の値を取得
解説:文字列Aと文字列Bをつなげます。数値の計算ではなくあくまで文字列をつなげます。たとえば、文字列「1」と文字列「2」を足せば文字列「12」となります。決して「3」ではないわけです。
厳密に言うと数値と数字は別々のデータ型に定義されていて、そのつど自動的にデータ型が変換されています。これを型変換やキャストと呼ばれることもあり、プログラム上で明示的に行うプログラム言語もあります(Pascalなど)。
例:8-6の改良版。最後にそれぞれの範囲で出現した回数を表示する例
プログラムがスタートすると、
a=0
b=0
c=0
5回繰り返します。
内容は、
iに1~10までの乱数を代入します。
もし、i<5ならば、
iと「 is less than 5」と表示します。
a=a+1
もし、i=5ならば、
iと「 is equal to 5」と表示します。
b=b+1
もし、i>5ならば、
iと「 is larger than 5」と表示します。
c=c+1
2秒待ちます
です。
その後、表示をクリアします。
(そして、それぞれの出現回数を表示します。)
「i<5: 」とaを表示します。
「i=5: 」とbを表示します。
「i>5: 」とcを表示します。
8-13
(文字列A)の長さを取得
解説:文字列の長さ文字数を取得します。返される値はあくまで文字数でバイト数ではありません。たとえば「ABCDE」や「あいうえお」なら返される値は「5」となります。
※注:通常、日本語などの2バイト文字は表示できず「---」と表示されてしまうことは既に説明しました。が、この例を見ると処理の中では2バイト文字も扱えるかもしれません(未確認)。
例:
プログラムがスタートすると、
「ABCDE」の長さを表示します。
「あいうえお」の長さを表示します。
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