【EV3 Classroom入門】8-9 論理演算子
みなさん、こんにちは。さいたま市のプログラミング教室「ツクリウム」です。
こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムやスクラッチにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回のプログラムは論理演算(かつ、または、~でない)に関するブロックの解説です。
8-9 条件が(X)かつ(Y)の時
解説:(X)かつ(Y)という条件が真か偽で返します。いわゆるAND条件のことで両方の条件が真のときのみ真を返し、どちらかまたは両方が偽のときは偽を返します。それぞれの条件は自由に変えることができます。
例:
プログラムがスタートすると、
i=0
iを表示する。
無限ループを繰り返します。
内容は、
メッセージ(mes1)を送ります。
もし、タッチセンサーが押された、かつ、タイマーが10秒未満、であれば
i=i+1
iを表示します。
タッチセンサーが押されるまで待つ。
です。
また、メッセージ(mes1)を受け取った時は、
無限ループを繰り返します。
内容は、
タイマーを表示します。
です。
8-10 条件が(X)または(Y)の時
解説:(X)または(Y)という条件が真か偽で返します。いわゆるOR条件のことでどちらかの条件が真であれば真を返し、それ以外の時は偽を返します。それぞれの条件は自由に変えることができます。
例:
プログラムがスタートすると、
カラーセンサーの色が赤、または、超音波センサーの値が15cm未満になるまで繰り返します。
内容は、
直進を続けます。
です。
その後、移動を止めます。
8-11 条件が(X)でないの時
解説:(X)は(Y)ではない条件が真か偽で返します。いわゆるNOT条件のことでXとYは同じでないならば真、同じであれば偽を返します。条件は自由に変えることができます。また、~以上、~以下という条件もこの命令と組み合わせることでも実現できます。
例:
プログラムがスタートすると、
5回繰り返します。
内容は、
変数iに1~10までの乱数を代入します。
もし、i<5でない、ならば、
iと「is 5 or larger than 5」と表示します。
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