【EV3 Classroom入門】4-1 音を鳴らす処理
みなさん、こんにちは。さいたま市にあるプログラミング教室「ツクリウム」です。こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。
さて、今回はEV3で音を鳴らす命令についてです。
赤紫色のグループは音を鳴らすためのブロックです。EV3においては単純な処理で終わることが多く、理解はしやすいかと思います。
4-1
終わるまで(指定した音声ファイル)を再生する。
解説:音を鳴らして再生完了まで待ちます。通常、指定ファイルの音を鳴らしたい場合はこちらを使えばよいでしょう。
例:プログラムがスタートすると、「Hello」と2回再生し、ループ処理で3回「Go」と再生します。またカラーセンサーの値が黒を読み込んだ時に「Black」と再生します。4-2のブロックを使っているので「ブラック」と最後まで再生されずに黒を読み取るたびに再生が行われます。
4-2
(指定した音声ファイル)を再生する。
解説:音を鳴らして再生完了まで待つブロックが4-1のブロックでした。こちらの4-2は再生完了を待たないブロックです。音を鳴らし始めてすぐに他の処理に移るため結果として複数の音声が再生されないうちに処理が終わってしまいます。処理を割り込ませたり、速度を優先する場合はこの命令のほうが速く処理できるはずです。
ただ実際にそこまで負荷がかかる処理を行うことはまれです。さらに複数回鳴らす時に問題がでてきます。1回のみ再生するという場合はこのブロックを使っても良いのですが、基本的には音を複数回鳴らしたいときも少なくありませんので4-1のブロックを使ったほうが無難と感じます。
例:参照4-1
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