【EV3 Classroom入門】5-8 ジャイロセンサーのイベント処理

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みなさん、こんにちは。さいたま市にあるプログラミング教室「ツクリウム」です。

こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回はジャイロセンサーのイベント処理の解説です。


5-8 (指定ポート)のジャイロセンサーの角度が(指定値)より一定条件(>,=,<)になった時の処理

【EV3 Classroom入門】5-8 ジャイロセンサーのイベントブロック

解説:ジャイロセンサーの角度が一定条件の時に行う処理です。条件は、~より小さい時(<)、~より大きい時(>)、等しい時(=)、指定した値から大きく変化した時、です。EV3のジャイロセンサーはあくまで教育目的とういこともあるのか、必ずしも高精度ではなく厳密な制御は難しいところがしばしばあります。つまり誤差があり、扱いが難しい部分もあります。理論的には正しくても実際のロボットの動きは必ずしもそうでないことはあらかじめ理解し、子供たちに教える場合は事前に伝えておきましょう。また、角度をリセットする必要が多くありますので、その事を忘れないようにしましょう。

そして、ジャイロセンサーの値が何もしていないのに増え続けてしまうケースがしばしばあります。その時はいったん接続しているコードを抜き差ししてみるとよいでしょう。

(例)右90度スピンターン

ジャイロセンサーを使った曲がり方のプログラム例1(右90度スピンターン)

(例)左90度スピンターン

ジャイロセンサーを使った曲がり方のプログラム例2(左90度スピンターン)


例:
右に小回りで回転し、ジャイロセンサーの値が90°になるまで逆に左小回りをして角度を修正して、移動を止める。

【EV3 Classroom入門】5-8 ジャイロセンサーのイベントブロック プログラミングの例

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