【EV3 Classroom入門】6-3 ループブロック系の処理

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みなさん、こんにちは。さいたま市のプログラミング教室「ツクリウム」です。

こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライム、スクラッチにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回のプログラムはループブロック系の処理の解説です。


6-3 (指定回数)回、くりかえす

【EV3 Classroom入門】6-3 (指定回数)回、くりかえす

解説:指定した回数をくりかえします。他のプログラム言語ではfor文にあたるものです。

例:2の段の掛け算を表示

プログラムがスタートすると、変数(hensu_1)の値を1にします。
    その後、ループで10回繰り返します、実行内容は
    hensu_1×2の値を表示し
    1秒待ち、
    hensu_1の値に1を加えます(hensu_1=hensu_1+1 という増加処理です。)

【EV3 Classroom入門】回数を指定してくりかえす例

6-4 ずっとくりかえす

【EV3 Classroom入門】無限ループ(ずっとくりかえす)

解説:いわゆる無限ループです。他のループはC型ブロックでその下に何か処理を加えることができますがこのブロックはずっと処理が続くためにキャップブロックとなっています。プログラム上でこのブロックの処理を止めるには6-8や6-9のブロックを使います。

補足:
※EV3ソフトウェアでは、くり返しのあとに条件を判断します。(必ず1回はループブロックの中が実行されます。)
※EV3 Classroomでは、くり返しの前に条件を判断します。(つまり、くり返すブロックの中が1度も実行されない場合があります。)
https://afrel.co.jp/archives/32468

例:
プログラムがスタートすると、変数(hensu_1)に1を代入し、
無限ループを行います。
    処理内容は、
      メッセージ(mes1)を送って待ちます。
      もし、変数(hensu_1)=1ならば、
      カラーセンサーの色モードでの値を表示します。
    違えば、
      カラーセンサーの反射光モードでの値を表示します。

一方、メッセージ(mes1)を受け取った時は、
もし、インテリジェントブロックの中央ボタンが押されたならば、
    表示をクリアし、
    もし、変数(hensu_1)=1ならば、
        変数(hensu_1)=0 にします。
    違えば、
        変数(hensu_1)=1 にします。
、という処理を行います。

【EV3 Classroom入門】ループブロックや条件分岐を使ったセンサーの値の表示の切り替え例

6-5 (指定条件)になるまでくりかえす。

【EV3 Classroom入門】6-5 (指定条件)になるまでくりかえす。

解説:指定した条件となるまで処理を繰り返します。他のプログラム言語ではWhile文として使われている前判定ループです。

例:(カラーセンサーの値が赤になったら)移動をやめて、プログラムを停止します。

プログラムがスタートすると、
カラーセンサーの値が赤になるまで繰り返します。
    内容は、まっすぐ前に進み続けます。
です。

【EV3 Classroom入門】例:(カラーセンサーの値が赤になったら)移動をやめて、プログラムを停止します。

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