【EV3 Classroom入門】6-4 条件分岐
みなさん、こんにちは。さいたま市のプログラミング教室「ツクリウム」です。
こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライム、スクラッチにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回のプログラムは条件分岐に関するブロックの解説です。
6-6 (指定条件)に合致する場合に処理を行う。 条件分岐
解説:条件分岐の命令です。他のプログラム言語ではいわゆるif文として用意されています。
例:
プログラムがスタートすると、
もし、カラーセンサーの値が赤ならば、
音が終わるまで「Red」音を再生します。
プログラムを終了します。
例:なおClassroom版には現時点ではいわゆるcase文に相当するものはありません。2つの条件分岐は6-7の命令を使えばよいのですが、3つ以上の複数条件では以下の例のようにブロックを複数並べて使うことで場合分けを実現しています。なおEV3 Classroomやスクラッチには、他の言語にあるCase文がないため、この方法で代替することになります。
また他のプログラム言語でよく使われるようにif文やif-else文の中にそれらを入れるということもできますが(入れ子、ネスト)、かえって分かりにくくなることもあります。シンプルで分かりやすい記述を心がけましょう。
6-7 (指定条件)に合致する場合と合致しない場合にそれぞれ処理を行う。
解説:いわゆる条件分岐で、指定条件に合う時と、合わない時の両方の処理を記述できるブロックです。他のプログラム言語ではif-else文に該当します。
例:奇数、偶数の判定
プログラムがスタートすると、
変数(hensu_1)に1~10までの乱数を代入します。
もし、変数(hensu_1)を2で割った余りが0ならば、
変数(hensu_1)は偶数(even number)と表示します。
違えば、
変数(hensu_1)は奇数(odd number)と表示します。
3秒間待ち、
その後、プログラムを終了します。
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