【EV3 Classroom入門】1-6 スピードを指定してモーターを動かす

デフォルトアイキャッチ

みなさん、こんにちは。さいたま市浦和区にあるプログラミング教室「ツクリウム」です。

さて、今回はEV3Classroomのモーター制御に関する記事です。


1-6 (X)%のスピードで(指定したポートのモーター)を(回転/度/秒)させる。 

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-6-1 命令ブロック

解説:このブロックはパワーと回転数をいちどに指定してモーターを回し続けます。LabVIEW版ではMモーターやLモーターというブロックと同じ機能と考えればよいでしょうから、基本となるブロックの一つと言えます。

例:大回り(左右のどちらかのタイヤだけが動き、反対側の動かないタイヤが回転軸の中心となる)

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-6-2 プログラミングの例

例:小回り(両方のタイヤが順逆に動くことで回転軸が車体の中心付近になる。両方のタイヤが動くため回転数は大回りに比べて半分になる。)

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-6-3 プログラミングの例

また、似たような命令ブロックに以下のようなものもあります。こちらは回転数などの指定はなくオン指定となります。そのためループ処理などと組み合わせて連続的な処理に使わると思われます。

1-7
モーターを(X)%のスピードで(指定したポートのモーター)を回転させる。

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-7-1 モーターを指定したパワーで回転し続ける。

例:スピンターン(小回り)で回り続ける(並列処理でBのポートをマイナス方向、Cのポートをプラス方向に動かし続けます。)。

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-7-2 プログラミングの例

なお、ほとんど使用する機会はないと思われますが、次のような命令ブロックもあります。

【EV3 Classroom入門】モーター制御1-8-1

これはモーターの自動調整機能なしで動かすときに使うそうです。動きとしては、電池の残量が多い時と少ない時では動きが異なりスピードが変わり、同じように坂を登る時や下る時もスピードが異なるそうです。小中学生はこのブロックはまず使いませんので1-6や1-7で紹介した命令ブロックを使いこなせば十分です。


入会、または、体験会のお申込み

プログラミング教室「ツクリウム」ではスクラッチやPythonなどを学ぶ、小学生、中学生、高校生くらいまでの初心者向けの講座を通学形式やオンライン形式で開講しています。
お問いあわせ・ご入会・体験会のお申込みは下記のリンクからお願いいたします。

画像をクリックするとお問い合わせページにジャンプします。

お問い合わせアイコン

https://forms.gle/nzsFZqiCXHzNWH3cA