【EV3 Classroom入門】5-4 超音波センサーによるイベント処理
みなさん、こんにちは。さいたま市にあるプログラミング教室「ツクリウム」です。
こちらはEV3 Classroomの入門記事になります(後継のSPIKEプライムにも役立つかと思いますので参考にしてみてください)。さて、今回は超音波センサーによるイベント処理の解説です。
5-4 (指定ポート)の超音波センサーの距離が(指定値)の条件(>,<,=)なった場合
解説:超音波センサーの値によって起きるイベントです。条件は、~より小さい時(<)、~より大きい時(>)、等しい時(=)、指定した値から大きく変化した時、です。また単位はセンチとインチで切り替えることができます。
例:
プログラムがスタートすると、ブレーキ指定を設定し、移動を開始する。
超音波センサーの値が5cmより小さい時は停止し、
超音波センサーの値が15cmより大さい時は前進する。
なお、超音波センサーと形が似たものに赤外線センサーや赤外線ビーコンがあります。こちらのセンサーは同じEV3でも教育版ではなくよりエンターテイメント面を押し出したバージョン(31313)で付属していました。主にラジコンロボットのように遠隔操作や赤外線の感知させるロボットで使用されていました。教育版には含まれませんので詳細は省略しますが、以下のイベントブロックがあります。必要であればこれらのブロックを使うとよいでしょう。
5-6 (指定ポート)の赤外線センサーの接近度が(</>/=/大きく変化)した場合
解説:赤外線センサーの接近度の値によって起きるイベントです。条件は、~より小さい時(<)、~より大きい時(>)、等しい時(=)、指定した値から大きく変化した時、です。
例:このセンサーは教育版EV3にはないため省略。
5-7 (指定ポート)の赤外線ビーコンのボタンが押された時
解説:赤外線ビーコンが押された時のイベント処理を行います。指定できるのは(左上ボタンが押された/左下ボタンが押された/左のボタンが押されていない/右上ボタンが押された/右下ボタンが押された/右のボタンが押されていない/ビーコンが有効)の時です。
例:このセンサーは教育版EV3にはないため省略。
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